車いす
[概 要]
座る者の安心感や高質感の印象を与えるため、人を包み込むシェルのようなフォルムを、限り なくシンプルなラインにて構成しました。 これにより見る者にとっても、安定感のある美しさを 感じるフォルムを完成させました。また機能面では、各箇所のパーツを使用環境や求められるニーズによって、オプションに換えたり、追加装備できるように設計しています。例えば介助者用 の手押しハンドルや、点滴ポールは背面フレーム上に、酸素用カーボンタンクもオプションとして椅子の下に配置する事ができます。また座面や背凭れもクッション性の高いものや通気性の 高い物への変更も可能とし、肘掛けなど常時触れる部分は長時間の使用も疲れないよう触り心 地を考慮した軟質の革また好みにより木やメッシュなどのチョイスも可能としました。
素材であるドライカーボンはF1やスペースシャトルに使われるほどとても高価ですが、強度や重量面で非常に優れた素材であり、 見る者へ強いメッセージを伝える事ができ上質性をメッセージしています。
使用環境:
ハイソサエティな医療施設での限定生産用
[依頼内容]
プロダクトデザイン、3D設計、ロゴデザイン
※意匠登録済み