パルプモールド ODM

※ODMとは、開発生産込みのOEM生産のことを指します。(OEM生産も承ります)

環境に影響を与えるプラスチックを使用しない、パルプモールドを使用したパッケージ。

複雑な形や、抜き加工などにも対応し美しいデザインを実現する事ができます。また中国などに複数の製造先があるため、品質、コスト、スピードなど目的に合ったプロフセスをご提案できます。

プロダクトデザイン系を得意とする弊社が行う3Dデザイン開発と、中国工場等で試作やODM(開発型OEM)を行った事例や効果などをご紹介いたします。


[設 計]=3D-CADデータを製作可能 

 (3Dを専門とする弊社だから、日本国内にて

  設計や3Dプリントによる概形状確認も可能)

 

[試 作]=1つからでもOK 日本より格安

[生 産]=試作型:数個〜MAX2000個程度まで

           ※サイズや複雑度によります

     =量産型:無制限      

 

[サイズ]=最大:W700 x D500 x H120mm

[抜テーパー]=2°(深さや条件により0°も可能)

[染 色]=後加工:小数から対応可能

      材料染色:多LOTより

中国深圳や東莞にある工場にて試作・試験・製造などを行い輸入・納入までを行っております。

現地在住の日本人が的確にコミュニケーションを行いきめ細やかに生産や品質の管理を行っております。


弊社パルプモールドは図のような工程にて生産されます。

❶溶剤にパルプを溶かした槽の中に金型を沈めて、パルプを吸い込みます。金型表面は網で覆われており、ここにパルプが堆積して立体モールドが出来上がります。
❷半乾きの状態のモールドを圧縮用金型に入れ、圧力と熱をかけて形状を固く整えます。

このような順序を経ることで、制度の高いパルプモールドが完成します。



パルプモールド容器 [開発例]
 商品=水素水よりも効果が高いとして、今医療やスポーツの世界で注目の「水素ガス吸入」。

この製品は水を注ぐだけで化学反応し水素を発生させる素材を使用しており、その一連の取扱をしやすくするための工夫を盛り込んで開発した事例となります。

プロダクトデザイン開発をコア技術に持つ弊社が、3D-CADを駆使して機能やデザイン開発を行う事を可能としています。開発初期段階では3Dプリントなどによる機能や形状の評価を繰り返し日本国内の弊社内にてスピーディーに行い、ほぼ仕様が固まって来た段階で、中国で試作型を使用したパルプモールド試作を行います。これらも上記の通り現地日本人による対応のため確実で品質の高い物を制作する事を可能としています。



 

よくある質問

 

 

Q1. 最小ロットはいくつから対応していますか?

A. 試作は1個から、本生産は100個程度から対応可能です。少量からご相談いただけますので、展示会やテスト販売向けにもご活用いただけます。

 

Q2. 価格の目安を教えてください。

A. 製品形状・サイズ・数量・納期によって異なりますが、簡易金型の場合、1個あたり50〜300円程度が一般的です。正式なお見積りは図面やイメージをもとにご提示いたします。

 

Q3. 金型は必要ですか?

A. 試作の場合には簡易樹脂型を使用します。量産時は金型(アルミ)を使用します。複雑な形状や高精度が必要な場合は専用金型の製作が必要ですが、簡易型で対応可能なケースもございます。

 

Q4. どのような素材が使えますか?

A. 再生紙をベースの素材を使用しています。。SDGsや環境配慮型パッケージとしてご評価いただいております。

 

Q5. 納期はどのくらいですか?

A. 初回は試作・金型製作を含めて3〜4週間程度が目安です。量産開始後は数量や工場状況により、1〜2週間で出荷可能なこともあります。

 

 

Q7. 印刷や着色はできますか?

A. 単色印刷、エンボス加工、着色パルプにも対応しています。ブランディング用途や高級感の演出にも活用されています

 

Q8. SDGs対応パッケージとして活用できますか?

A. はい、脱プラ・再生資源活用・バイオマス素材使用といった観点で、多くの企業様が採用されています。展示会・CSR・販促などにも最適です。

 

 

Q10. どのような形状でも作れますか?

A. 基本的に凹型成形に適した構造が必要ですが、工夫次第で多段階形状や中空構造も製作可能です。3Dデータや図面があると正確なご提案が可能です。

 

Q11. 3Dデータが無く設計もできないでのですが

はい、問題ありません。

イメージ図やラフスケッチ、参考写真があれば、それをもとに当社で設計・3Dデータ作成まで対応可能です。パルプモールドに最適な形状や厚み、抜き角などを考慮しながらご提案いたします。

 

「こんな形にしたい」「ここに入るトレイが欲しい」などのイメージがあるだけでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

 

Q11.パルプモールドの種類を教えてください
パルプモールドには大きく分けて「湿式成形」と「乾式成形」の2種類があります。

【湿式成形(Wet Press)】

パルプを水と混ぜてスラリー状にし、吸引して金型に付着させる方法です。主に食品トレイや工業用の緩衝材などに用いられ、表面がなめらかで、厚みのある形状にも対応しやすいのが特徴です。複雑な形状や曲面にも向いています。

【乾式成形(Dry Press)】

乾燥させたパルプ原料を粉末状にし、高圧で型にプレスして成形する方法です。エッジがシャープに出やすく、化粧品や高級感のあるパッケージ、展示什器などに適しています。細かなディテールの再現性に優れています。

 

 


 

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